« 【情報処理@AN】午後I演習2-1~6 | トップページ | 【情報処理@AN】残一ヵ月を切りました »

枕元には暗記カードを

「暗記量で決まる試験なんて意味ないよ」

それは確かにそうだけど、暗記はしてきたほうが試験で有利なのもまた事実

そんなわけで、試験会場に行くと必ず暗記カードを片手に呪文を唱えまくっている人を目にします。

皆さんも、学生時代に一晩で山のような英単語や歴史事件を覚えるハメになり泣いた経験をお持ちだと思いますが、そういうことから暗記=苦痛というイメージが心に深く刻み込まれている方も多いでしょう。

そんなわけで、今回はいかに楽をして暗記するかをテーマに、効率的な記憶法について取り上げてみました。

最初に知っておくべきこととして、記憶には大きく3種類があり、1~2秒で忘れる感覚記憶、15~30秒程度持続する短期記憶、時間が経過しても滅多に忘れない長期記憶があるそうです。

映像や音として頭に入った情報は、最初に感覚記憶として保存され、そのなかで忘れなかったものが短期記憶に、さらに残ったものが長期記憶として半永久的に記憶される、という仕組みになっています。

このうち重要なのが、短期記憶から長期記憶に移すこと。短期記憶は放っておくとすぐ忘れてしまうので、繰り返し暗唱するなどして保持しておく必要があります。そうしているうちに徐々に長期記憶に移動していくのですが、やはり100%とはいかず失われてしまう情報も多いです。

それでは、どうすれば長期記憶に残せるかというと、ひとつは「精緻化リハーサル」といわれる作業をすること。これは情報の意味づけをしたり、他の情報と関連づけることで記憶の構造化を図ったりすることで、具体的には以下のような方法があります。

1.語呂合わせ

「いいくに(1192)つくろう鎌倉幕府」など。暗記作業の定番ですね。

2.カテゴリー分け

複数の情報を特定のカテゴリーに分類して、カテゴリー単位で覚える方法。これは、ひとつの物事を覚えるのに複数のカテゴリー分けをするとより効果的になります。

例えば「タイムボカン」「ヤッターマン」「オタスケマン」の三悪(マニアックsweat02)を暗記するなら、

  1. 「物語」のカテゴリーで覚える…「タイムボカン」→(マージョ、ワルサー、グロッキー)、「ヤッターマン」→(ドロンジョ、トンズラー、ボヤッキー)、「オタスケマン」→(アターシャ、ドワルスキー、セコビッチ)
  2. 「役割」のカテゴリーで覚える…「女ボス」→(マージョ、ドロンジョ、アターシャ)、「怪力担当」→(ワルサー、トンズラー、ドワルスキー)、「頭脳担当」→(グロッキー、ボヤッキー、セコビッチ)

このようにすることで、あるカテゴリで忘れても別のカテゴリで補うことができ、より忘れにくくなります。情報処理試験的に言えば、信頼性0.8の装置ふたつを並列にしたら信頼性が0.96まで上がるようなものですね。

3.関連付け

単独では忘れやすくなるので、複数の情報をつなげて覚える。

例えば「車」「オレンジ」「金槌」の3つを覚えるなら、「車のドアを金槌で壊して中のオレンジを取る(物騒)」など。語呂合わせやカテゴリー分けも関連付けの一種といえるかも。

なお、この関連付けを最大限に生かしてビジュアル要素を取り入れた手法がマインドマップです。これはけっこう便利なので、覚えておいて損はないと思います。

以上が、長期記憶化するための「精緻化リハーサル」と呼ばれる方法です。はい、面倒くさいですね。そこで、もうひとつのとっておきの方法をお教えします。

それは、頭に入れたらすぐ寝てしまうこと。

脳は眠っている間も完全には休まず、常に頭の中の情報を処理しています。その情報処理作業のひとつに、短期記憶として保存されている情報を長期記憶に移すというものがあります。つまり、寝る直前に短期記憶として残した情報は、長期記憶になりやすいということです。

暗記が必要なら、これを利用しない手はありません。さっそく枕元に暗記カードを常備して、寝る前に暗唱してみましょう。そして、目覚めたら見返して確認します。これを繰り返せば、徹夜で頭に詰め込むよりよっぽど効率よく覚えられるはずです。

ちなみに、右側のリンクにも記憶術について解説しているブログがありますので、参考にされるのもよいかと思います。

|

« 【情報処理@AN】午後I演習2-1~6 | トップページ | 【情報処理@AN】残一ヵ月を切りました »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

脳科学」カテゴリの記事

コメント

お疲れ様です。
効率的な記憶法が色々とあるんですね。今回も大変勉強になりました~
ワキィさんは、これらの記憶法を使い分けていらっしゃるんだろうなあ~と思っているのですが、マインドマップはどいう場面でよく使われていますか?
きっと、効果的な使い方を編み出されていますよねwink
マインドマップを試験勉強に取り入れたいと思っているのですがなかなかできません・・・。
よろしかったら是非教えてくださいsign03

投稿: onyxno | 2008年9月18日 (木) 23時49分

→onyxnoさん

おつかれさまです~。
マインドマップ、自分もまだ使いこなしてるとは言えませんけどねcoldsweats01

使いみちの一つとして、暗記用ノートの一部に取り入れてます。
システム監査試験のときだと「情報システム管理基準」の暗記などに使いました。
紙一枚におさまるので、電車の中などで眺めるのにいいですね。
OSI参照モデルやモジュール強度・結合度など、複数のグループで構成されていたり、階層構造になっている知識をまとめて覚えるのには便利かなと思ってます。

あと、追記がしやすいことを利用して、午後II論文の下書きにも使ってます。
下書きは最初に論文の見出しを書いて、あとで細かい内容を考えながら書きこむのですが、その分の余白のとり方が難しいんですよね。
マインドマップだと空いたところに書いて線でつなげばいいから、非常にやりやすいです。

もっといい使い方を思いついたらブログに書いておきますねwink

投稿: ワキィ | 2008年9月19日 (金) 08時21分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/516130/42511484

この記事へのトラックバック一覧です: 枕元には暗記カードを:

« 【情報処理@AN】午後I演習2-1~6 | トップページ | 【情報処理@AN】残一ヵ月を切りました »